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総延長約300m、幅20~40m、高さ2~5mの築堤土塁が谷を横断して東西に延びています。 「版築工法」で低地に積み上げられており、 時期的には7~8世紀ころと考えられています。 その機能をめぐっては、灌漑施設説・防衛施設説・道路跡説・併用説など、 諸説あるようですが、 東隣接地から幅約6mの道路遺構が検出されていることから、 古代養父郡と神埼郡を結ぶ伝路であるという木下良先生の見解を支持したいと思います。 土塁周辺の土手には菜の花が咲き始め、 下を向いて歩く土筆採りの人々の姿もちらほら。 皆さん車を路肩に駐めての採取のようでしたが、 ほとんどが久留米ナンバーなんですね。 堤土塁の位置はこちら→Yahoo!地図サービス 佐賀県の公式解説はこちら→佐賀県文化財データベース 木下良先生の関連論文はこちら→『地学雑誌』PDF
by tarov-e-log
| 2009-03-08 18:23
| 遺跡を訪ねて
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